2008-10-21から1日間の記事一覧

2008年 〜

生音をフィーチャーしたパーカッシブなミニマルが去年辺りからの流行。 ルチアーノのCadenzaやOslo、Cecilといったレーベルが牽引している。このレコードをきっかけに、これ系の良作が立て続けにリリースされたのが火付けになった。■ Salif Keita - Yamore (…

2007年 〜

みんなミニマルにも飽きてきて、曲調が分かりやすくなってくる。シンセ音などが適度に入ってきたり。■ Audion - Mouth to Mouth ミニマル期の数少ないアンセムの一つ。■ Martin Buttrich - Hunter■ Dubfire - Emissions これは流行った■ Radio Slave - Grind…

2006年 〜

一時期はトランスに迫りそうだったBPMも120台まで落ち着いてきて、いわゆる「テックハウス」スタイルの曲が増えてくる。ハウスも流行がテクノ寄りになってきて、なおさらクロスオーバー感が高まってくる。■ Ame - Rej これは外せない。200回は聴いた■ Theo P…

2005年 〜

みんな派手な音に飽きてくる。2004年後半辺りはシンセメロが強い曲とかが流行ってた気がする。Vince WatsonとかFunk D'Voidとか。しかしそれはファンキーテクノの断末魔。■ Vince Watson - Aurelon ローラン・ガルニエのMixCDでメチャ感動的にミックスされて…

2002年 〜

ファンキーハードミニマル全盛。っていうかすでにミニマルじゃない。BPM140越えも上等の世界。 自分のレコード買いっぷりがピークだった頃です。こういうレコード山の様に持ってます。そして埃被ってます。■ Renato Cohen - Pontape 俺この曲ガチで100回以上…

1999年 〜

Purpose Makerのフォロワー的な、パーカッション音をふんだんに取り入れたミニマルが主流になってくる。 イギリスのBen SimsやOliver Ho、Mark Bloom界隈が非常に目立っていた。■ Ben Sims - Manipulated (Adam Beyer Remix) 通称:生パン粉■ Oliver Ho - Se…

1997年 〜

Adam Beyer率いるDrumcodeをはじめとしたスウェディッシュテクノ勢の台頭。硬質なリズムと細かく刻むハット、エッジの強いシンセの上ものが特徴。 スウェーデン勢につられて、イタリアのGaetano Parisio、Marco Calora、ちょっと毛色が違うがスペインのCrist…

1994年 〜

これ以前はHardfloor、Sven Vath、あとR&SのCJ Bollandとかのレイビーテクノが主流で、ミニマルといえるテクノはあんまりなかった。Richieがアシッド作品を中心に出してるときに、たまにミニマルっぽいの出してたくらい。で、Dave Clarkeの「Red 2」以降に、…

黎明期(〜1991年)

Richie Hawtin この人が居なかったらミニマルの隆盛はなかった。 作る曲もそうだけど、この人はそれ以上にDJ MIXによるプロダクションの価値が高い。■ Plastikman - Spastik (1993)■ Richie Hawtin - Orange Minus (1998)■ LFO vs. Fuse - Loop (1993)■ Rich…

原始(〜1988年)

ここで述べるのは、あくまでフロアで機能する音楽としてのテクノの起源って事で、シュトックハウゼンとかジョン・ケージとかクラフトワークとか、そういうのは除外します。で、リカルド・ヴィラロボスの言葉を真に受けるなら「テクノはハウスの一派生に過ぎ…

ミニマルテクノの系譜を自分なりに紐解いてみる

http://d.hatena.ne.jp/inumash/20081020/p1 http://d.hatena.ne.jp/d0d1e/20081021こちらの記事に触発されてしまったので、これを機会に自分でも一度知識を整理しとこうかなと思います。 テクノを聴き始めて10年近く経つので、なんか自分を振り返る意味でも…