原始(〜1988年)

ここで述べるのは、あくまでフロアで機能する音楽としてのテクノの起源って事で、シュトックハウゼンとかジョン・ケージとかクラフトワークとか、そういうのは除外します。

で、リカルド・ヴィラロボスの言葉を真に受けるなら「テクノはハウスの一派生に過ぎない」ということで、やっぱりシカゴハウス、とりわけアシッドハウスには後のミニマルテクノの萌芽を感じさせる要素が多大にあると思ってます。リッチー・ホウティンも最初はアシッド作ってたしね。

Mr. Fingers - Washing Machine (1986)

Adonis - No Way Back (1987)

Phuture - Acid Tracks (1987)

Mike Dunn - Magic Feet (1988)

Steve Poindexter - Work That Mothafucker (1989)

TR-808直打ちスッカスカのシンプルなグルーヴは正にミニマリズム