2002年 〜
ファンキーハードミニマル全盛。っていうかすでにミニマルじゃない。BPM140越えも上等の世界。
自分のレコード買いっぷりがピークだった頃です。こういうレコード山の様に持ってます。そして埃被ってます。
■ Renato Cohen - Pontape
俺この曲ガチで100回以上聴いたかもしんねえ
■ Max Walder - Samba Del Costa
■ Tim Track - Track It Back (Hertz Remix)
Hertzは一世を風靡した
■ Len Faki - Just A Dance
Len Fakiは今はミニマル作って(ry
1999年 〜
Purpose Makerのフォロワー的な、パーカッション音をふんだんに取り入れたミニマルが主流になってくる。
イギリスのBen SimsやOliver Ho、Mark Bloom界隈が非常に目立っていた。
■ Ben Sims - Manipulated (Adam Beyer Remix)
通称:生パン粉
■ Oliver Ho - Seduced
オリバー・ホーは今はミニマル作ってますが、それは本当の姿ではありません
■ Cave - Street Carnival
途中のブレイクまで我慢して聴いて
■ Paul Mac - Cards on the Table (Ben Sims Hardgroove Remix)
■ User - 06 A1
この時代のテクノを語るにはこのレコードが欠かせない
■ Surgeon - La Real
これがカウンターバランスから出たのはちょっと驚いた
■ Marco Carola - 7th Question A1
これは今でも全然いける♪
■ Aztec Mystic - Jaguar
ミニマルでもなんでもないけど青春の曲なんでw
1997年 〜
Adam Beyer率いるDrumcodeをはじめとしたスウェディッシュテクノ勢の台頭。硬質なリズムと細かく刻むハット、エッジの強いシンセの上ものが特徴。
スウェーデン勢につられて、イタリアのGaetano Parisio、Marco Calora、ちょっと毛色が違うがスペインのCristian Verelaなどのヨーロッパ勢がテクノシーンを引っ張っていました。
■ Gaiden - Point Blank (Speedy J Remix)
■ Thomas Krome - Bitches from Hell
この曲はリミックスもやばいぞ。トーマス・クローム、今何やってんのかねえ・・・
■ DJ Rush - Get on Up (Chris Liebing Remix)
■ Chris Liebing - Analogon (Speedy J Remix)
■ Cari Lekebusch - Jon's Secret Technique
カリレケを忘れてた。この人はスウェーデン勢の中では一番とんがってるな
■ Joel Mull - Safety Session A2
この人も。Code Redからの作品は全部かっこよかった
1994年 〜
これ以前はHardfloor、Sven Vath、あとR&SのCJ Bollandとかのレイビーテクノが主流で、ミニマルといえるテクノはあんまりなかった。Richieがアシッド作品を中心に出してるときに、たまにミニマルっぽいの出してたくらい。
で、Dave Clarkeの「Red 2」以降に、ようやくミニマルと呼べそうなテクノが出てくると。
この辺はリアルタイムでは体験してないのであまり詳しいことは言えないですが。
■ Dave Clarke - Wisdom To The Wise
■ Planetary Assoult System - Diesel Drudge
■ The Advent - Sound Sketches 3
■ Ken Ishii - Extra (Luke Slater Remix)
ケニシイの全盛もこの頃かねえ
黎明期(〜1991年)
Richie Hawtin
この人が居なかったらミニマルの隆盛はなかった。
作る曲もそうだけど、この人はそれ以上にDJ MIXによるプロダクションの価値が高い。
Jeff Mills
超重要人物2。ミニマリズムの伝道師。テクノ好きなら誰でも知ってる。もし知らなければ速攻ググれ!殴られるぞ
URでの活動もさることながら、ミニマル的に価値が高いのはやっぱりAxisやPurpose Makerからの諸作品群。
■ Jeff Mills - The Bells (1997)
■ Millsart - Step to Enchantment (Stringent) (1993)
■ Purpose Maker - Reverting (1995)
■ Jeff Mills - Changes of Life (1992)
最近出したX-102のリメイクアルバムが、全然変わってなくてよかった!
Maurizio
陰に隠れがちだけど、モーリッツの功績もやっぱり大きいのではないかと。
ホントみんなかけてたし。むしろ今もかけてるし。
Suburban Knight
id:kokoroshaさんに指摘を頂いたので掲載します。ミニマルの原点はデトロイトテクノ説。
■ Suburban Knight - The Art of Stalking (1990)
■ Suburban Knight - The World (1990)
この2曲裏表だから、いつもどっちがどっちだかごっちゃになるんですが、多分これであってるはず。この人がこういう音作ってたのって、ジェフやドレクシヤなんかよりも全然先なんですね・・・勉強になりました。
Aril Brikha - Groove La Chord (1998)
この曲も実は結構ミニマルですよね。
原始(〜1988年)
ここで述べるのは、あくまでフロアで機能する音楽としてのテクノの起源って事で、シュトックハウゼンとかジョン・ケージとかクラフトワークとか、そういうのは除外します。
で、リカルド・ヴィラロボスの言葉を真に受けるなら「テクノはハウスの一派生に過ぎない」ということで、やっぱりシカゴハウス、とりわけアシッドハウスには後のミニマルテクノの萌芽を感じさせる要素が多大にあると思ってます。リッチー・ホウティンも最初はアシッド作ってたしね。
■ Mr. Fingers - Washing Machine (1986)
■ Phuture - Acid Tracks (1987)
■ Mike Dunn - Magic Feet (1988)
ミニマルテクノの系譜を自分なりに紐解いてみる
http://d.hatena.ne.jp/inumash/20081020/p1
http://d.hatena.ne.jp/d0d1e/20081021
こちらの記事に触発されてしまったので、これを機会に自分でも一度知識を整理しとこうかなと思います。
テクノを聴き始めて10年近く経つので、なんか自分を振り返る意味でも面白そうだし。
http://kanasoku.blog82.fc2.com/blog-entry-8859.html
↑こういうの見ると、やっぱ曲がりなりにもガチでテクノと向き合ってる人間としては一言物申したくなるってもんだぜ!Strings of Lifeを1000回聴いてから出直して来い
とりあえずYouTubeで見つかった曲をベタベタ貼っていきます。
追記(08/10/23):若干加筆・編集を加えました。